一人っ子政策緩和でも出生数減少
中国の人口が一人っ子政策が緩和された後、初めて減少したとの報道です。2017年は1723万人の赤ちゃんが誕生、一方で2016年は1786万人の赤ちゃんが誕生していたとあります。
今日はこの中で使われている中国語をいくつかピックアップしてみました。
・独生子女政策(dúshēng zǐnǚ zhèngcè):一人っ子政策
・第二胎(dì èr tāi):二人目の子供
・老龄化(lǎolínghuà):高齢化
以下は記事の冒頭部分の拙訳です。
“出生人口同比下降似乎表明,放宽独生子女政策未能扭转生育率下降。”
➡︎「中国の出生数が前年を下回ったことは、一人っ子政策の緩和では出生数低下に歯止めをかけれないことを示しているに等しい。」
政策の変更だけでは、中国の少子化の流れは変わらないようです。筆者の周りの何人かの中国人(日系企業勤務、語学教師等で、それぞれ子供が一人いる)は、二人目の子供を持つほどには経済的に余裕がないという声を聞きました。(この中には夫婦共働きで、マンションのローンを抱えているケースが一番多いです。)
昨日は中国で晩婚化が進んでいるとのレポートも紹介しましたが、中国社会も大きく変化していると感じます。
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