169兆元分の新規プロジェクトがスタート予定

今年、合計10兆元(約169兆円)分の新規プロジェクトがスタートするとのレポートです。

プロジェクトには、ハイエンドの機械製造、IT、輸送やエネルギーに関連するインフラ投資が含まれるとあります。

例として山東省では、4兆元(約67兆円)の投資がされ、再生可能エネルギー、新素材、ハイエンドの機械製造といった新しい投資分野に加え、高速鉄道や空港など従来型の箱物インフラも含まれています。

この他、河南省、湖北省、江西省、貴州省がそれぞれ1兆元以上の投資計画があり、上述の山東省を含めた5省で、10兆元の8割以上を占める計算になります。

各省はGDP成長至上主義から、質の高い開発へと舵を切っていると記事にはあります。これまでの急速な経済成長で環境汚染等が深刻になっているのを改善する必要があることも触れられています。

また再生可能エネルギー、例えば風力や太陽光による発電は中国では急速に伸びており、今後しばらくはこのスピードが緩むことはなさそうです。